墓の下でも、地獄でも黙秘して下さい」(新藤千尋
それって僕は地獄行きって事?)(麻生蓮治)
 『ef - a tale of memories.』の第2話「upon a time」を視聴する。
 主人公三人の視点で物語が進行するようなので、とても散漫な印象が・・・敢えて混乱させるように進めて最後に盛り上げる展開にするのだろうけど、現状では13時間の記憶障害持ち少女千尋と無気力文学少年麻生の交友が、とても気になるのでこちらをメインでやって欲しいなあ、と・・・ぶっちゃけ、漫画家と映像マンが好きになれないだけなんですがね(別に文学少年が良い訳でもないけど・・・)。紘の夢(?)に出てきた不思議少女・雨宮優子は気になりましたが・・・。
 それと、過剰演出も1話は良く感じたものの、流石にここまでやられると食傷気味・・・と思っていたら、夕焼けの海をバックに千尋の告白からED(実はOP)に入るラストは素晴らしかった。まあ、二度目以降は感動も薄れたのか、普通に感じてしまったけど・・・雨宮が登場する辺りは非常に好き。
 って事で、記憶障害をネタにした作品は多いけど、著名どころでは10分記憶の『メメント』が挙げられますが、私的にはラノベの『サマー/タイム/トラベラー』(ネタバレなので一応、隠しときます)を想起した。