ドストエフスキー―謎とちから (文春新書)

ドストエフスキー―謎とちから (文春新書)

 『カラマーゾフの兄弟』の新訳を書かれた著者のドストエフスキー研究本。
水滸伝 14 爪牙の章 (集英社文庫 き 3-57)

水滸伝 14 爪牙の章 (集英社文庫 き 3-57)

 『水滸伝』も14巻になりましたが、なんか裏を読む度に不安感ばかりが増大していくんですけど・・・って事で田虎戦。
フランケン・ふらん 1 (チャンピオンREDコミックス)

フランケン・ふらん 1 (チャンピオンREDコミックス)

 書籍:『フランケン・ふらん(1)』
 店舗とらのあな秋葉原
 特典:メッセージペーパー。ふらんのペーパークラフト・・・つうか、掲載雑誌の時はゲマズでもメッセージペーパーが付いたから、単行本も付くだろうと思いきや、秋葉原ゲマズ1階の新刊コーナーで取り扱ってもいないとは、どういう了見だ!? と。
 感想:帯に記された「人造美少女ドクター・ふらんのメディカルホラー」まんまな話です。
 ホラー映画、中でもハーシェル・ゴードン・ルイス等のスラップスティックスプラッター好きは必見! 全編、脳味噌内臓乱舞なんだけど、微妙にエロいという傑作です。
 収録は、雑誌の12月号分までと新たな描き下ろし短編1本、それと以前雑誌に掲載された短編「禍談」となっています・・・「禍談」のIIは2巻かな。
 で、本編に関しては既に雑誌掲載時に感想を記しているので省きますが、新たに描き下ろされた短編は・・・雑誌のしがらみ(そもそもそんなものは無い雑誌だけど・・・)を脱して、ふらんがエログロい事に・・・グロイのはいつもだけど、ふらん自身が解剖されるのは珍しい気がします。目玉を落としたり、腕をちょん切ったりするのはいつもだけど、内臓ばら撒かれる事はそうはありませんからねえ。
 私的に好きな話は、「CHRYSALIS」なんだけど・・・ツインテール好きだが、このツインテールは無い。
 ちなみに毎朝寄る一般書店では、『魔女の騎士』は山積みなのに、『ふらん』は全く置いてありませんでした・・・売り切れ? まあ、表紙がふらんのエロ絵(?)な上に、裏が病んでるから、そりゃあどこの本屋も置き辛いわな。