キュイン、キュイン、キュイン、キュイン 見えるぞご主人、ははん、ほほん」(コガラシ(CV:小山力也))
 千葉テレビにて土曜深夜に放映が開始された『仮面のメイドガイ』のご奉仕一「はじめましてだ、ご主人!」を視聴する。
 原作未読。メイドガイハクオロコガラシ役を小山力也さん、(私的)面白アニメ帯の時間帯なので視聴決定した作品。
 と言うことで期待度は低めだったのですが、予想外(失礼?)に面白かった。
 一人の少女(と弟)の下に、大金持ちな祖父の命で護衛を兼ねたメイドとメイドガイがやってくるってな話で、見事なまでの正統派ギャグアニメとなっておりました。まあ、正統派と言っても、エロ系統なのが余計と言えば余計なような。
 孫の為に学校を休校させる祖父の傍若無人っぷりや、ヒロインのゴミ屋敷っぷりなどは、常識の範疇で鑑みると眉を顰める愚行ではありますけど、これをギャグだからと許せるか、許せないかが評価の分水嶺になりそうですな。
 最近は、こういった非常識には風当たり強いですから・・・もちろんアニメでって事で、現実ではもちろん許されざる蛮行ですがね。
 で、キャラとしては、ヒロインは置いといて、メイドのフブキが、釘バット片手にコガラシを半殺しにしたり、致命的な事を平然と事後に言ってみたり、といい感じに黒いのが良い。OPのツーテールはちょっと気になります。
 もちろん、キャラ魅力満開なのは、コガラシと言う点だけは、人後に落ちないんですけどね。
 それと、ヒロインが戦国武将好きらしく、山中鹿助山中鹿之助)ネタを早速披露しとりました。
 1話と言う事で、非常にメジャーなネタを持ってきておりましたが、今後、どのような戦国武将ネタが振られるのか、振られないのか、楽しみに致します。微妙に武田信玄伊達政宗を美化している事から、どちらかと言えば昨今のゲームから入った耽美系(?)っぽい気がしなくもありませんがね。あっ、でも武将の想像していたのは祖父か。
 それにしても、EDがホラーっぽくて良かったんだけど、逃げているフブキと恐怖するフブキには激しく違和感が・・・お化けとかホラーが実は苦手キャラなのか?