第8回2008春調査

 アニメ調査室(仮)さん(サイト)にて、アニメ感想率調査の春調査が開始されておりましたので参加させて頂きました。
 視聴していたアニメで、3月に終了した作品は12作品と、今までで一番多かった。
2008春調査(2008/1-3月期、終了アニメ、46+6作品)
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{総評、寸評など}
05,狼と香辛料,B
 原作未読。商人を主人公に中世の貨幣経済を題材としたセンス、雰囲気は良かったものの、物語としては感動するでも無く淡々と視聴して終わった印象でした。あまりにホロが魅力的に描かれれて、他はどうでも良かったとも言えます。もちろんホロの魅力は、ロレンスがいてこそ引き立つんですがね。主に尻尾かな。
 原作が完結していない為か、微妙な処で終了したのは残念ですが、2期に期待いたします。
07,墓場鬼太郎,B
 原作1巻だけ既読。『ゲゲゲ』に対抗するでもないものの、昭和初期を舞台になんとも退廃的な雰囲気は好きでした。放映時間の変更が多くて、最終回を視聴できなかったのは無念。
10,レンタルマギカ,B
 原作未読。異種魔法格闘はほとんど行われず、キャラ魅力に引っ張られていた作品。総じて登場する女性キャラが、皆魅力的に描かれていたのだけれど、あまりに多過ぎて纏めきれていなかった印象。後半、アディリシアさんに焦点を絞ったまでは良かったんですが、主人公である社長が目立てず・・・。まあ、私的に納得いかないのは、幽霊のメイド服姿が1回しかなかった事ですかねえ、公式サイトに偽りあり!?
 オススメは、8話と12話・・・登場キャラ達(主にアディリシアさんと穂波)の暴走する話は、別格に面白い。
12,灼眼のシャナII,C
 原作未読。第二期・・・結局、バルマスケとの決着も付かず、ヘカテーが近衛としての生を経て、人間としての感情を手に入れたってな物語なだけでした(本当に手に入れたかは微妙だけど)。でも、消化不良感ばかりが増しておりました。
 オススメは、7話、22話・・・池が不幸になる話ばかりだなあ。
16,バンブーブレード,B
 原作未読。可愛らしい女子高生と剣道と珍しい(知らないだけ?)組み合わせで始まった本作。蓋を開けてみれば、熱い展開の連続に、そのキャラの魅力も相俟って非常に楽しめる良作となっておりました。その割には、これは! というオススメ回はないんですけどね。
 珠姫以上にダン君が魅力的だったのには、自分でも驚いています。
23,機動戦士ガンダム00,B
 作品としては、可も無く不可も無くで、普通には楽しめましたので第二期を楽しみに待たせて頂きます(2期を観ない事には総括もし辛いです)。最終話で凋落したグラハム、超ド幸運コーラサワー、空気な貧乏姫様の今後がどうなるかだけは気になります。
24,CLANNAD -クラナド-,A
 原作未プレイ。幻想的な映像(ロボと少女)が挿入されたりと非現実的な話かと思っていたら、初めの風子編を過ぎると徐々に現実的な話となって普通の恋愛アニメになっておりました。なんと言いましょうか、現実に立脚すべきってことか? 映像、登場人物のキャラ個性などは、文句の付け様もない程のレベルで非常に満足できていただけに残念。『After』という続編もあるらしいので、そちらで色々と回収される事を期待いたします。
 オススメは、4話、6話、17話、18話、23話。
28,俗・さよなら絶望先生,B
 原作既読。基本原作準拠だったので取り立てて記す事も無いのですが、シリーズ通して後半になるにつれて時事ネタの過激化によるカオス具合が顕著となっていく様は嫌いではありません。原作には無い『犬神家』ネタなども面白かった。
29,ARIA The ORIGINATION,A
 原作半信者。1期、2期はそれ程感動はしなかったものの、3期は原作『ARIA』の後期(全期通しても)屈指の珠玉エピソードが、これでもかと続き見事なまでに映像化してくれたので非常に満足のいく出来でした。映像面も素晴らしくて、後半になってからの話はどれも最高でした。中でもアリスがプリマになる話の夕暮れは感涙もの。
 オススメは、5話、6話、8話、9話、11話。
39,ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-,D
 ぶっちゃけて記すと全編通して微妙、でした。見所はジークリンデとアマデウス、ギオの主夫っぷり、カズキの豹変くらいしかありませんでした。声優は無駄に豪華だっただけに非常に勿体無い。
47,みなみけ-おかわり-(1-3月、アスリード版),D
 原作未読。前期が良かっただけに、過分に期待し過ぎて厳しく観ないように気をつけてはいたのですが・・・杞憂どころか、更に酷い状況に(一時的に)陥っていたのは辛かった。要所要所で良いと思えなくもない事も無かったけど、総じて・・・。保坂はともかく、もう一つの南家を全く登場させなかったのは――冬馬を前にしての会話の応酬が面白かっただけに――残念。
54,シゴフミ(全12話),A
 原作未読。黒星紅白さんのキャラ原案のみ目当てに視聴開始した為、フミカ、チアキ等のキャラ造形は非常に良かった。とくにチアキは、登場して話を引っ掻き回すだけでも、面白いとチアキあってのシゴフミでした。物語に関しては、所々嫌な感じの話はあったものの、総じてキャラにスポットを当てたコメディ回はレベル高く・・・つうか、チアキが絡んだ場合ね。
 今回の作品群では、唯一DVDを購入している作品ではありますが、作品内容と言うより黒星紅白さん目当てだったりします。

 ってか、二期ありき・・・と言いましょうか、二期を視聴しない事には総括としての感想も記し辛い作品が多かった気がします。
 5、10、23、24なんて特にね。