『八幡神と神仏習合』読了

逵日出典 講談社講談社現代新書) 255ページ 760円+税
 八幡神神仏習合してその特異な地位を確立していく過程を、神としての観念が現出する辺りから現在までの歴史を主軸に、地形・建築物から紹介する書。コラムは面白いのだけれど、本編が・・・。
 目次は「神奈備信仰(神体山信仰)と仏教の伝来」「神仏習合現象の始まり」「八幡という神の成立」「八幡神の発展と神仏習合」「習合現象の中央進出と八幡大菩薩の顕現」「本地垂迹説の成立」「八幡仏教徒の国東進出」「八幡信仰の全国的広がりと神仏習合」となっています。
 2007年8月20日第1刷発行 ISBN:9784062879040