「立てばドラキュラ、座れば不死鳥、歩く姿はイモータル」(コガラシ)
『仮面のメイドガイ』のご奉仕十二にして最終回「さらば愛しきメイドガイ」を視聴する。
富士原家で行われる祖父の誕生日パーティに、財産継承を狙う敵が、最終回にして初登場する話。
小富士原侘び助はともかく、忍者部隊(?)を率いる氷柱花は、OPに登場しているキャラなんですな。今まで全く登場しないものだから、あれはコガラシの目が見えた姿(実は二枚目)とか、コガラシと同種のライバル・メイドガイとか、勝手に想像しておりましたよ。
蓋を開けてみれば、仮面を被った女性・・・しかも、声が巫女の柚木涼香さんに引き続いて――因縁の『うたわれるもの』(と勝手に思っている)――田中敦子さんで二度吃驚。これで二期が始まったら、次の女性キャラは大原さやかさんで決まりですな。
・・・ってか、結局、決着の付かない終り方になって、しかも「あと124日」の文字からは、何気に2期がありそうですな。
それにしても、今回は1話以来のカッコいいフブキが――最近はドジッ子というイメージしかなくなっていたものの――、やはり有能だったんだなあ、と改めて思い出させて頂きました。
それと忍者姉妹も久々に登場していたけど、シリアスでギャグをやらない姉妹はいらない娘、でした。
って事で、最終回と言っていいのか分からない本作品も終了致しました。
私的予約変更が面倒好番組時間帯(千葉テレビでは)だったのと、小山力也さん目当てで観始めた本作ですが、何も考えずに頭からっぽにして観られるギャグアニメとしては秀逸でした。ちょっと・・・多大に乳ネタに偏っていたのは、ワンパターンでなんだったけど、それすらも許せる程、テンポよく笑わせて頂きました。