『月刊コミックブレイド』は、『とらねこフォークロア』表紙で、新連載攻勢中・・・成功しているかは疑問残るが、今の所好みの作品に出会えず。
 アニメ化情報も多々出始めた『そふてにっ』(あづち涼)は・・・アニメ情報だけ見ると、普通のソフトテニス部アニメに見えてしまう不思議。実際は不条理でもないがギャグ漫画だとは全く思われていないんでしょうなあ。真っ裸でオオサンショウウオを生け捕りにして食そうとする千歳とか登場したらどんな反応が返ってくるのやら・・・ってか、敢えて前情報はギャグ要素を伏せているようにしか思えませんな。

 まあ、連載は、ちょっと真面目にソフトテニス大会ですが。
 3月10日、6巻刊行の『戦国妖狐』(水上悟志)は、化物の姿を見ても受け入れてくれた村人に対して、心を落ち着かせ始めた千夜であるが、そこに現れた狂った土地神の暴走を止めようとして、誤って月湖の父親を殺害、村を壊滅状態にしてしまうのでした。

 うーむ、月湖の”剣の腕が立つ”という設定は、今後千夜への恨みという形への布石であったのだろうか・・・年齢を重ねて女剣士となった月湖が、千夜を狩ろうとする、と。次号が楽しみ。
 『エスプリト』(筒井大志)は、次号が最終回。ヤン対グリフの熱い戦いも見所ではあったが、ヤンの裏切った理由は、ちょっと唐突に思われた。でも、ラストは泣けた。それにしても、この作品がここまで熱い作品になろうとは全く予想だにしませんでしたなあ。こちらも次号が楽しみ。