せんきゃくばんらいですからー」(妖精さん
 『人類は衰退しました』のepisode.12(最終回)「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」を視聴する。
 のばら会に入会して平穏な暮らしを手にいれたはずの”わたし”が、ある日Yの落とした書籍から、Yの秘密”同性愛専門図書館”を発見。彼女の性癖を暴くとともに、Yによってのばら会の面々の知らなくても良かった闇の部分が暴かれてしまう話・・・ってか、花と魔女も怖いけど、わたしと同室のまきげが、とんでもなく狂気入っておりました。
 でも、そのまきげの成長した姿は、性格も温厚そうになっていて可愛かった。残酷なことをしていた少年も普通の青年になっていたから、まきげもあの性癖は多少緩和されているはず。
 それにしても、この話の冒頭で誰がくるのかと言う事で、既にYはでているから、まきげが来るかと期待したが、Yだったのでちとがっかり。最終回の人選としては正しいのだけれど・・・。ただ、時系列がゴチャゴチャなので、Yの同人話よりは前で丁度妖精を仲間にしたばかりの話?
 終盤、”わたし”が妖精さんを思い出して走り出してからの流れは本当にやばかった。泣けた。
 でも、妖精とのお茶会のシーンは、ふと『serial experiments lain』の親父と玲音がお茶するシーンを想起してしまった。
 うーむ、最後まで素晴らしい作品でありましたなあ。
 期待はしておらず、単に音楽が大谷幸さんだったから視聴を開始したというのに、今期では一番好きな作品となりました。
 BD購入も悩みどころですな。全巻購入特典が収納BOXのゲマズか、描き下ろしが可愛いアニメイトか・・・。