フューリー

 唐突に思い立って『フューリー』を鑑賞しに行きました。本日はファンタジア文庫のイベントが行われているので秋葉原へ赴こうと思ったのですが、もろもろあって10時半からのチャイカトークショーに間に合わず、ニコニコ動画での放送へとシフト・・・終わってみれば11時半でした。
 って事で、この時間に秋葉原は、と映画鑑賞へと変更したのでした。
 『フューリー』を選択したのは戦車道の『ガールズ&パンツァー』の影響・・・と言うよりも、毎週金曜深夜に開催されている会社の同僚達との『World of Tanks』(通称、WoT)の影響が大きかったかな。パンフレットでも宣伝しているぐらいですしね。

 劇場は形成ローザ・・・のウエスト。いつもはイーストだったので、ウエストは初・・・てか、こんなに狭い劇場であったとは、と驚きでした。お客自体は・・・12時頃ということもあってか、20人・・・もいなかったかもしれない。終わった後に振り返ったら一桁(途中退出した?)でしたけどね。
 でもって映画は、デヴィッド・エアー監督による第二世界大戦の米軍戦車乗りをブラッド・ピットが演じる作品。内容に関してはネタバレになってしまうので割愛するけれど、戦争を真正面から描いた印象で、泥臭く、かつ残酷な内容となっておりました。グロ耐性がないと結構きついかもしれない、と思われる描写がチラホラ散見されて、地上波での放送は難しそうではありました。初っ端からなので注意です。
 作品の内容としては、一人の真面目な新人の軍人が、狂気に彩られていく様がありがちながらも人ではなく兵士としての成長が描かれておりました。ぶっちゃけ物語はティーガーと戦闘するまでが山場で、後はいつものハリウッド映画風味で物足りなくはあったんですよねえ。迫力はあったものの、あの終盤の展開はなあ、と思わざるをえず。戦車戦が少なかったのも残念でした。
 それにしてもティーガーTiger)の恐ろしさよ・・・ゲーム中のTierの差が違うとまるで歯が立たないを地でいっている感じでした。