シュヴァンクマイエル映画祭2015

 渋谷のシアター・イメージフォーラムにて行われている「シュヴァンクマイエル映画祭2015」に先月21日以来行って参りました。
 本日からBプログラム『オテサーネク』の上映時間が11時からに変更されたので鑑賞できる、という事で。
 で、前回は初日な上に人気のある『アリス』という事もあって、早めに行きましたが、今回は多少余裕あるだろう、と思いつつも、結局整理券の配布開始の10時15分頃に到着。駅の出口に迷いはしたものの、今回は迷いませんでした。
 列もガラガラ・・・かと思いきや、長蛇の列。どうやら話題にもなっているようで、その為でもあるらしい・・・まあ、『アリス』は昨日で終わってしまったんですけどね。
 今回は劇場内に入れるのは10分前という事で10時50分頃までひまに・・・前回はすぐ入れたのにね。席は前回と同じ場所で、映画は始まる頃には満席となっておりました。ただ、前回あった補助席は自分の横の列には設営されておりませんでした。
 って事で、映画の感想は、
11:00 Bプログラム『オテサーネク』・・・チェコ民話を題材とした本作。子供のできない夫婦が木の切り株を子供代わりに育てたら・・・というある意味ホラー作品。初見。まあ、2000年公開で初日から上映されているので、ネタバレ云々はしてしまいますけど・・・なんちゅうか、普通の作品ではないのものの、なんとも物足りない、と思わせてくれるものでした。いえ、内容的にではなく、映像的になんですけどね。一部の表現とオテサーネクだけは見所ではありましたけどね。あと猫好きは観てはいけない、かもしれない。虐待は映像でもダメ、なんですよねえ。
 それにしてもまずそうな食事と可愛くない少女・・・なんちゅうか、彼女の性格は子供故の残酷なのか、女性特有のものも含むのか、なんとも読み取りづらかった。本心なのか嘘なのかが判然としなさ過ぎるんですよねえ。老婆を恐れる様は演技かと思いきやそうでもないようだし・・・まあ、あのオテサーネクだったら返り討ちにしてしまいそうですけどね。
 って事で、映画鑑賞後、早々に移動開始。下記イベントが16時半からなので、それまでには秋葉原へ移動する必要があったので、浅草橋のパラボリカ・ビスで本日から行われている「シュヴァンクマイエル・作品&トリビュート展」に寄って、と考えていたのですが・・・映画2時間オーバーだったんですな。あまり慌ただしく見るのもなんなので、秋葉原へ直行して時間はあったものの時間つぶし致しました。故に作品&トリビュート展は後日、かな。