ピクセル

 本日から公開された『ピクセル』を京成ローザにて鑑賞してきました・・・3D吹替版。本当は字幕版が観たかったのだけれど、京成ロ―ザでは吹替版しかなかったので、仕方なし。
 朝9時からの上映と早めなのですが・・・故なのか、初日の一回目にも関わらず、お客が・・・10人もいないという惨状でありました。まあ、すいているのは助かるのですが、音が結構響いてしまうのが・・・ポップコーンは何気に音がして食べづらい。

 でもって、映画は、NASAがゲームの記録をカプセルで飛ばしたら異星人の星に到達。地球からの挑戦状と勘違いした異星人が攻め込んでくるという話。
 80年代のレトロゲーム満載なのが懐かしかったけれど、私的にはコナミのロゴが古かったり、アタリが出張っていたりするのに感動してしまいました。アーケードゲーム自体にはあまり思い入れはありませんからねえ。
 内容自体はネタバレとなるので記載しませんが、オチも好きですが、映画の内容をすべてドット絵で再現するEDは必見。映画自体は・・・うーむ、展開が早い。レトロゲームのキャラが侵攻してくるという題材は面白いし3Dも良かったです。
 で、吹替え版ですが・・・主人公の声を柳沢慎吾さんが演じられているという事で、あまり特徴ある芸能人(顔が浮かんでしまう)は勘弁なんですが、結構抑えた演技をされていたので、棒かもなあと思いつつもそれ程ひどくは感じませんでした。「あばよ」とか初っ端に言ってましたけどね。
 それよりも神谷明さん演じるキャラの「お前はもう死んでいる」などの『北斗の拳』ネタが・・・やはり、テレビでならともかく、劇場で見るのは字幕だなあ、と。
 あと、京成ローザは3Dメガネを貸し出しているのだけれど、眼鏡装備だと上手くつけられず、これだったら豊洲でもらった3Dメガネを持って行けばよかったと。
 それとパンフレット・・・アーケード筐体を模したカバーが付いていて、中身は映画中にも登場していた岩谷徹さん、それと西角友宏さん&横山茂さんが集まっての鼎談、ゲームの筐体の紹介、『ゲームセンターあらし』の作者・すがやみつるさんのインタビュー記事など何気に充実した内容となっておりました。