1月15日より公開されていた『シーズンズ 2万年の地球』(サイト)を、TOHOシネマズ錦糸町にて鑑賞してまいりました。
 先週鑑賞した『ガラスの』の2週目特典をどうするか思案しまくって、時間なども調整していたのですが、結局1800円という値段に諦めました。
 そんな訳で余裕を持った11時50分の回で鑑賞しました。
 さすがにアニメと違う上にネイチャーものだからなのか、客層の年齢は高め・・・お客は20人いるかどうかでありました。こどもは500円になるとの事で、子連れ親子も散見されましたが、内容的にはあまり子供向けではないよなあ、と思わなくもありませんでした。
 予告やらPVから動物の生態を延々観るタイプの作品で、同監督の手による『WATARIDORI』の様な作品かなあ、と期待していたのですが、”2万年”とサブタイが付いている様に歴史を振り返るような構成となっていて、人類文明史の否定を加味しておりました。まあ、それはともかく、この手の作品に人間が登場した途端に興ざめしてしまう者としては原始人の扮装をして登場した時は更に興ざめでありました。
 それと、あの音楽と一緒にヒゲ爺が登場しないか心配になりました。 

 パンフレットに狼の狩りのシーンの撮影に関して記載されていて、『WATARIDORI』同様、数年かけてカメラを恐れないように手懐けていたんですな。あのシーンだけは素晴らしかった。パンフと言えば、撮影で動物を傷つけたり殺していません、と記載されているけれど、道路のシーンのハリネズミとか、狼に追われる猪とかどうなのよ、と。
 ってか、それを意識してなのか、残酷な結末などは無くて、安心して観ていられるとも言えますけれど、嘘っぽさが半端ありませんでした。普通にテレビの動物番組を鑑賞している方が・・・と。
 なんだかんだと記載していますが、様々な動物を大画面で観られるのは良かったです。

 むしろ取り扱われている動物が多過ぎて、それぞれが短めになってしまっているのが残念でした。97分あるんですけどね。