4月9日より公開の『ボーダーライン』(サイト)を、ユナイテッドシネマ豊洲にて鑑賞してまいりました。

 10時20分からの回と早めでありましたが、いろいろ寄ろうと思ったのでその時間にしたのですが・・・結局、どこにも寄りませんでした、と。
 スクリーン10という事で一番大きいスクリーンではありましたが、客の入りは・・・さすがにこの手の作品にこの規模は多過ぎ、と・・・まあ、アカデミー賞の撮影賞・作曲賞・音響編集賞ノミネートされた(受賞はできませんでした)だけにそれを堪能するにはスクリーン10しかない訳ですな。
 作品内容は、アメリカとメキシコの国境沿いにおける麻薬戦争の闇に迫った犯罪映画。ドキュメンタリーではありませんが、いろいろと考えさせられる内容となっておりました。初週でネタバレもなんなのですが、Wiki見たらすべてのストーリーが記されていて笑ってしまった。鑑賞前には読まない事をオススメします。
 「R15+」という事で、グロいです。序盤に集中しますが、耐性無いときついかも・・・まあ、不思議なもので映画で偽物と思うとそれ程にも感じないのですが、妙にリアルなのがキツイです。
 それにしても、この作品・・・アレハンドロ主役でも良かったんじゃないか、むしろ彼の視点で観るべきであったと鑑賞中に気付きましたが、終盤のあの行動はさすがに主役とする事はできないか、と合点しました。ただ、女性キャラと黒人キャラは、本当に必要だったのか? と。まだ女性キャラは傍観者として苦悩する役としてピエロ的な役回りだったのでいらないとは言えませんでしたが・・・。
 そう言えば、丁度放映されている『マクロスΔ』・・・そこで使用されている曲名が「いけないボーダーライン」というタイトルらしく、Twitterで検索した際にそちらが混在して困ったなんて事を呟いたら、ボーダーライン』の公式Twitterからリツイートされた。