本日の(も?)『サラリーマンNEO』は面白かった。
 『サクラ大戦』OPのカラオケに始まる惹かれあうオタクネットワークとか、バカだろうって程笑わせてもらいました。
 まあ、サラリーマンとして見た場合、芸人さんが知らないのか敢えてやっているのか気になる点は多々あるんですけどね。
 名刺をもらって早々にしまったり、ちょっと前の回だけど「御社の」と言いながら自社製品を紹介しているし・・・。

 『うたわれるもの』の第7話「皇都侵攻」を視聴する。
 先週、ほとんど喋らず物足りない旨を記したアルルゥ
 今週は・・・出番すら無いのかと戦々恐々としてしまいましたよ・・・ほとんど背景でしたがね。
 集団戦が多い今回ですが、やはり戦記ものとして観るには無理がありますなあ・・・凸で示された進軍ルートが無茶過ぎるってのと、(裏では色々やっていたのかもしれないけど)力攻めし過ぎ!
 それと、ついさっきまで殺し合いをしていたのにインカラが死んだ途端に仲良くなるとか、統率の取れ過ぎている両軍兵士とか、気になる点がちらほらと。蟻んこが群がるようなCG兵士達はそれほど違和感もなく良かったけど。
 それにしても、味方は本当に良い人ばかりですなあ。ヌワンギを逃がすなんて選択肢、村を焼かれた者からしてみれば顰蹙ものだろうに・・・って、皆殺しにしているから問題ないか? まあ、それ以前に村人も言っていたけど、エルルゥが決めたんじゃ仕方ないよなあ・・・ムックルすら恐れるガン飛ばしだもんなあ。
 で、ハクオロ達はトゥスクルという国を建国したようです。ただ、現メンバーを見渡す限りでは武官ばかりで内政できそうな人がハクオロ以外いないのが国家として先行きが不安・・・あ、ひょっとして、そのための羽の人々?
 ってか、大木民夫さんで羽ありなんて・・・話師にしか見えませんよ。
 次週はカミュ等加わっての日常が描かれるようです。

『小説家が読むドストエフスキー』読了

加賀乙彦 集英社集英社新書) 217ページ 680円+税
 ドストエフスキーの代表的書籍を小説家の観点から読み解く書。それに宗教的(著者はカトリック)見地も加わっているのですが、あまりにカトリック擁護が顕著すぎて、むしろドストエフスキーに同意してしまいたくなるのがなんとも。
 講義内容を文章化した作品であり、題材として『死の家の記録』『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』と著名作を主に取り上げている事も相俟って非常に読み易いものに仕上がっています。他の書籍や、批評本も網羅しておくと更に良いかと。私的には『虐げられた人々』が全く取り上げられていなかったのは残念ですが・・・殺人がないからか? 
 プロットや人間描写など小説を書く(書いている)人は参考にできるやもしれません。
 ちなみに、作品は短編集と、探しているが見つけられない『未成年』以外(古本は好きではないので・・・)は読んでいるはずです。批評本は数が多いので数冊。
 2006年1月22日第1刷発行 ISBN:4087203255