『邪馬台国と大和朝廷』読了

武光誠 平凡社平凡社新書) 301ページ 820円+税
 邪馬台国の場所に関する諸説を様々な角度から検証しつつ、大和朝廷との繋がりを著者独自の論を展開して解説した書。基本的に邪馬台国九州説であるため、大和説には否定的だったりします。『魏志倭人伝』と三角縁神獣鏡がメインかな。考古学等の歴史知識が無くてもそれなりに易しく解説されており、読みやすくなっています。
 予想通りと言いましょうか、題名の大和朝廷は少なめ。
 2004年5月14日初版第1刷 ISBN:4582852246