『永田町「悪魔の辞典」』読了

伊藤惇夫 文藝春秋(文春新書) 221ページ 700円+税
 アンブローズ・ビアズの『悪魔の辞典』、その永田町バージョン。政治家に対してだけでなく、矛先は有権者、民衆にまで及びます。政治家の悪事に対して物忘れが激しい民衆、等に激しく同意するものの、やはり30年も国会にいただけあって、やはり考え方は政治家寄りだなあと・・・。ってか、森元首相などが何故に総理大臣になれたんだろう・・・不思議だ。今は派閥まであって大きな顔しているし・・・不思議な世界だ。
 それにしても、この書籍を読むと政治嫌いはますます政治嫌いに、政治に興味ない人間は更に政治離れする気が・・・そもそも興味ない人間はベストセラーにでもならない限り、手にも取らない書なんだろうけど。
 平成16年7月日第1刷発行 ISBN:4166603884