『新選組!』の第四十二回「龍馬暗殺」を視聴する。話が良かった回は、BS再放送も観てしまうんだけど、今日のも観てしまいそうです・・・って、15分遅れかい。
 気になっていた龍馬暗殺の首謀者は、現主流(?)の佐々木只三郎率いる見廻組説を取っていました。ただし、薩摩藩岩倉具視の暗殺示唆話や原田左之助の発言などで、様々な説を疑わせるようなシーンを入れ、なかなか小憎らしい演出になっておりました。それにしても今回の龍馬は素晴らしかった。捨助、平助、斉藤と彼らの心情を慮るような発言や助言をしたり、他の幕末の人物達には欠けた度量の大きさと言いましょうか、人間のスケールの大きさが見事に表現されていた気がします。
 ってか、捨助が嫌な奴にならなかったのは、ちょっと不安になったので良かったかな。『新選組!』の中では小柄に見えるってのもあるけど、愛すべきバカを見事に演じていますなあ・・・「スパイダーマン! スパイダーマン!」叫んでいた人と同一人物には見えません。
 で、来週は油小路。毎週、誰かが死んでいくこの大河で、ついに藤堂平助と伊東一派が!