『木曽義仲』読了

小川由秋 PHP研究所PHP文庫) 389ページ 667円+税
 平安末期の武将、「朝日将軍」木曽冠者・源義仲の生涯を描きます。少年期から、倶利伽羅峠の戦い、上洛辺りまでが主になっており、それ以降は死に際以外結構おざなりでした。まあ、ご多分に漏れず義仲美化な内容で、源頼朝は狭量の疑い深い人物(史実通り?)として描かれております。義経との接点はほとんどありませんでした。
 巻末に義仲ゆかりの史跡が紹介されているのはポイント高いです。
 2004年11月19日第1版第1刷 ISBN:4569662897