『屋根の日本史』読了

原田多加司 中央公論新社中公新書) 244ページ 800円+税
 自宅の屋根の形や色を思い浮かべる事ができますか・・・自分はできません。まあ、本書で取り上げられている現代の屋根は愚痴とおまけ程度で、古代から近代までの屋根の日本史が多く語られた書となっています。とても専門的な単語の羅列に霹靂としてほとんど頭に入りませんでした。特に建築用語が非常に多く、一つの屋根をとっても数十の単語が・・・。史跡や古建築に興味をもたれている方か、建築を志している方用の書籍でした。
 2004年12月20日発行 ISBN:4121017773