『本能寺の変』読了

津本陽 講談社講談社文庫) 239ページ 495円+税
 明智光秀に視点を据えての本能寺の変。変に至る経緯と、変後の明智光秀の死までが描かれております。特に目新しい要素はないんだけど、一点だけ驚きの真実(?)が隠されておりました。史実を忠実に辿りつつ、突然回想が入ったりと妙に錯綜した印象も拭えませんでした。これは、最近の著者の作品に共通しているんですが・・・。
 この書籍は2002年5月に刊行されたものの文庫化です。
 2005年4月15日第1刷発行 ISBN:4062750651