『AERA』の最新号を読む。
 「オタクと独身女の選挙」・・・独身女の部分はともかくオタクの箇所は、その専門分野による選挙焦点の違いが出ていて面白かったです。
 アニメ・特撮、マンガ、ゲーム、鉄道、映画、音楽、コンピュータ、スポーツとカテゴリー分けをして、それぞれの政党支持、小泉首相岡田代表のどちらが好きか、が記されてたりします。基本的にオタクは民主党よりらしいのですが、映画オタクは自民党寄りだったり微妙な差異も。ゲームオタクは、昨今の事件が発生するとゲーム等に結びつけらる件に反発してか、そこら辺自由な民主党を絶大に支持していたのが特徴的でした。
 音楽オタクは著作権法を気にし、鉄道オタクは整備新幹線問題、SFオタクは宇宙開発計画を外交に結びつけ、日中関係の亀裂を不安視する卓球オタクとか、それぞれの思惑が面白い。
 そして、一番の注目は、やはり郵政民営化の影響を直に受ける(?)、切手オタク。
 国家が発行する証紙であるから価値がある。民営化して乱発されては崩れる。竹島切手だって国家の体面を表していたんだ、と反対派切手オタク。
 既に郵政省でも、昨今では切手は乱発気味だった。使用済み切手の収集に軸を移行した。サービスは良くなった、と賛成派切手オタク。
 しかも、賛成派、反対派ともに自分の考えが一番正しいと、反対の考え方には凄い反発をするとか。
 ある意味、オタクらしい。