『ふしぎ星の☆ふたご姫』の第30話「しずくの国☆ニセふたご姫!?」を視聴する。
アーダ、コーダの水戸黄門に始まり、ミルロの大岡越前で締め。
話的には、ナギーニョの出番が多かったので満足。他の注目どころは、ブライト様が悪者っぽく黒い衣装を着ていたり、ジェイドはレインが好きなのでは無く青好きが判明したくらいですかねえ。
つうか、相変わらずおいしい所をもっていきますなあ、ミルロ姫。そもそも統治をしっかりしてれば発生しなかった事件なんだから、むしろ責められるべきなのに、恩恵を与えて民衆に寛大な姫と思わせるなんて――運動会の時といい――なかなかの策士とみた。しかも、国庫に収められた資金(どんな税制を敷いているか判りかねますが)を使って、動物に食料を配布する政策を独断で決定できるとは、行政力もあるんですなあ*1。
何気に天然策士なソフィーといい、ここら辺も見所です・・・穿ち過ぎ。まあ、王族なんてこんなものさ。
王族と言えば、アルテッサの「魚が食べられなければ、ステーキを食べれば・・・」云々の台詞を聞いて、「パンが食べられなければケーキを食べれば・・・」を想起した人も多い事でしょう。トレビア辺りで放映されてそうですが記しておくと、この台詞はマリー・アントワネットの言葉と流布されていますが、実は別の人間が語った台詞だったものを彼女を貶めるため引用したと言われています。まさにジャーナリズムの真骨頂。
*1:つうか、未来の旦那が大金持ちなんだっけ。じゃ、いいか。