『はじめての部落問題』読了

角岡伸彦 文藝春秋(文春新書) 218ページ 730円+税
 部落問題、同和教育に関する入門書。部落問題を明るく優しく解説しております。部落問題を学ぶ学生や、部落差別を受けた人達のケースを多数取り入れた書になっており、別段差別はいけない、と声高に訴える類の書ではなく、淡々と現状を記しておりました。
 ちなみにこの書籍では、著者自らが在日差別をしていた(している?)ので、部落差別と民族差別は別という位置づけになっています。民族は明らかに違うじゃん、なんで昔の職業、住んでいる場所で差別するねん、ってな状態だったりします。
 何気に今日観たアニメに被るかと思ったが、そんな事も無かった。
 2005年11月20日第1刷発行 ISBN:4166604783