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　『ARIA The ORIGINATION』の第9話「そのオレンジの風につつまれて・・・」を視聴する。
　CMでネタバレしていて吃驚した・・・せめて、終わった後にすればよいのに。
　って事で、アリスがミドルスクールを卒業して、アテナ先輩に連れられてピクニックという名の昇格試験に挑戦する話。
　『ARIA』世界が良い人ばかりだと再認識するのは、この昇格試験に関して見習いに詳細をばらす人がいない事だよなあ、と。一応、ネット社会だから「私、プリマだけど聞きたいことある？」とかありそうなんですがね。ひょっとしたら、犯罪まがいな緘口令が敷かれているとか、情報統制が厳しかったりするのか、と、毒された考えを、ついしてしまいますな。
　閑話休題。
　いやあ、アリスの見せ場にして、最後の目立てる話だったので、綺麗に描いてもらえて非常に満足。
　しかも、アニメだからこその黄昏を表現した画面のオレンジが秀逸で、原作以上に荘厳な印象になっていたのには感動した。
　以下、ネタバレ含む。
　ってか、残り3話（？）だとすると、来週藍華とアルの話を入れるという事は――アルは3期では初？――再来週は藍華の昇格で、最後に灯里、と言うか最終回+エピローグなのかな。エピローグはDVDで、ってな事もありそうですがね。
　つうか、『ORIGINATION』は、妖精猫が無かった事になりそうですな。ま、メール相手がアイである時点で当然の帰結か。
　それにしても、『バンブレ』を視聴した後で――原作を知らないと――アリスの慢心は敗北へのプロローグと思ってしまいそうですな。