『「入鹿と鎌足」謎と真実』読了

関裕二 学習研究社(学研M文庫) 257ページ 590円+税
 『日本書紀』に疑義を呈した著者が、蘇我入鹿は本当に極悪人であったのか、中臣鎌足とは一体どういう人物だったのか等、古代史における様々な謎を(独自の視点で)解き明かす書。一部、奇想天外とも取れる説があったりもしますけど、概ね納得してしまえるのが面白い。中でも、中臣鎌足の正体への解釈は、意表を突かれました。
 2007年6月25日初版発行 ISBN:9784059011989