歴史群像 2008年 08月号 [雑誌]

歴史群像 2008年 08月号 [雑誌]

 『歴史群像』は、海軍特殊攻撃機試製「橘花改」と、そのジェットエンジン「ネ20」をCG再現した巨大ポスター付(両面)・・・ひゃっほー! 日本初のジェットエンジンが巨大分解図で見られる! なんてニッチな喜びを見出す方がどれだけいるんだか知りませんけど。

 右下は大きさ比べの為に置いたもの・・・ポスターの絵柄ではありません。
 私的に気になったのは、
 「大和大納言 秀長伝」は、基本『武功夜話』準拠な為、目新しい要素はありませんが、功罪の「罪」に関しても記されております。
 「検証 五・一五事件」は、最終回。チャップリン暗殺計画に関して記されておりました。

 そう言えば、相変わらず”歴史”ものであれば、なんでも良いという感じなゲーム紹介・・・今回は『戦国BASARA X』。凄い誌面から浮いているんだが・・・。
ダヴィンチ 2008/08月号

ダヴィンチ 2008/08月号

 『ダ・ヴィンチ』は、新刊新書・文庫以外では特に気になる記事はありませんでした。
 ああっと、本谷有希子さんがDS『ひぐらしのなく頃に』をプレイしてのインタビュー記事は面白かったかな。
 以前はゲームをされていたとかで、

ノベル形式のゲームは特に好きでしたね。ある時期からイケテル女子を目指そうと思ってスイーツ方面に走っちゃったので、しばらくご無沙汰だったのですが・・・

 スイーツ方面に走るとゲームはNGなのか?

サラリーマン田中K一がゆく! (単行本コミックス)

サラリーマン田中K一がゆく! (単行本コミックス)

 『サラリーマン田中K一がゆく!』は、著者である田中圭一さんのタカラ時代のサラリーマン生活を漫画化した作品・・・すいません、田中さんの作品だから、毎度のシモネタ満載下品漫画かと思っておりましたが、冒頭こそシモネタで始まるものの、玩具業界に関する豆知識満載な(多少)真面目な内容となっておりました。まあ、タカラをネタにしている上に、社員をまんま描いているようなので、流石に酷い事は描けませんか・・・それ程自重していないのは流石ですがね。
 (当時の?)テレビの影響力は、とんでもないですなあ。
 ってか、絶対帯を取れない漫画なんですけど。
 ちなみに(上にあるような)商品紹介で使用される画像って、通常は帯を取った状態だったりするのですが・・・この漫画は、商品紹介の画像が既に帯付になっているようです。
 更にカバー下は・・・。
プリンセス破天荒

プリンセス破天荒

 『プリンセス破天荒』は、ハドソンの高橋名人が帯で「ネタがハドソンじゃなくてよかった」と記しているようにゲーム業界編・・・ただし、上とは異なり、田中さんのではありませんがね。
 内容は、『電撃「マ)王』掲載時と変わりありませんが、巻末にて作中登場した全ゲームを『ファミ通クロスレビュー形式で評価しとりました。最高点数の「電動殿堂入り」を果したのは、「やらせてくん」対応ソフトの「おんもでさわりっこ」の「10・9・9」でした。
 ちなみに巻末あとがき

1996年から2001までの5年間、私はゲーム開発会社に勤めておりました。そこで、業界を知っている漫画家として、リアルなゲーム開発現場を描けるのでは無いか? との期待から、本作品の連載依頼が来たと記憶しています

 まあ、結局はリアルな開発現場は描かれる事の無い漫画となっておりましたがね。
 それと『サラリーマン』と『破天荒』の両方を購入すると、抽選で”69”名に”謎の田中圭一ノベルティ”がプレゼントされるそうです。本当にとんでもない物が送られてきそうだから、応募もできませんけどね。

少女マテリアル (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

少女マテリアル (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

 書籍:『少女マテリアル
 店舗とらのあな秋葉原
 特典:限定小冊子。ラフやら下書きやら没ネーム等。
 感想:再版かと思ったら初版だった。
 成人漫画なので当然ですが、エロいですなあ。ハナハルさんは、『かみちゅ』の漫画しか読んでませんでしたので衝撃的・・・まあ、サイトは十分なんでしたけど。
 物語的に凝った作品が多いのも好印象で、ベタな展開ではあるものの「」はインモラルな雰囲気が良くて、「スクランブルドエッグ」はネタ的に面白かった、かな。「紅い水」の綾が、『イエスタデイをうたって』のハル(バイト姿)に見えてしまって仕方ありませんでしたがね。
 ただ、絵柄と人間の表情が素晴らしいという結論に至ったので、エロは無くてもいいかな。