『魔術師ベルガラス 全3巻』読了

デイヴィッド&リー・エディングス 【訳】宇佐川晶子 早川書房(ハヤカワ文庫)
453+430+463ページ 各巻:840円+税
 刊行は先だったものの《マロリオン物語》の続編。人の数年が100年単位という魔術師ベルガラスが語る『ベルガリアード物語』に至るまでの数千年の話・・・次に「ポルガラ」のも読まなければならないんですがね。
 前作で語られている事項だったりする為、先が分かってハラハラドキドキ分は薄いのですが、歴史が進む毎に見事なまでに歯車が噛み合っていく様は読んでいて楽しい。ただ、この作品を読んだ後に『ベルガリアード物語』を読んだら、また新たな発見があるんでしょうなあ、と思いつつ、流石にあの厚さは読み返せません。
1、「銀狼の花嫁」:2005年7月10日印刷 2005年7月15日発行 ISBN:415020392X
2、「魔術師の娘」:2005年8月10日印刷 2005年8月15日発行 ISBN:4150203954
3、「王座の血脈」:2005年9月10日印刷 2005年9月15日発行 ISBN:4150203970