役に立たない特技ね」(小笠原晶子)
 『大正野球娘。』の第十話「私は何をする人ぞ」を視聴する。
 2週間の野球合宿での、巴ラブな鏡子にスポットを当てた話。
 特訓、勉強、風呂、枕投げ、肝試し・・・と、何もかもが、合宿話のセオリー通りなんだけれど、個々の性格を読み取る事のできるシーンが分かり易く)多かったり、表情変化が多彩だったり、この作品は野球部員達の魅力が引出される話になると光るから、今回も最高でした。
 そして、やはりお嬢が何気にお嬢っぷりを垣間見せているのが・・・実は野球を始めたのも、男性に対抗してではなく、小梅との接点を求めたからなのではないかと思える程でした。勉強のシーンで巴を鼻で笑う所と、朝のランニングに介入する鏡子をガン無視する様は特にお嬢でした。
 なんちゅうか、安心して観る事のできるアニメ・・・これで、他に購入する作品が無ければ、購入順位を上げる所なんですがねえ。