これ、どうするの」(寒凪乃絵留)
 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』の第11話「来訪者・燃ユル雪原」を視聴する。
 敵ローマ兵を連れ帰った事から第9師団なるものが登場したり、見えない死神だったり、あまつさえ敵の侵攻が開始されたりのシリアス展開。
 2話以降の長い外伝が終わって、やっと本編が開始されたといった感じで、今までのほのぼの路線は、どこへ行ったのか、と思いたくなる程の路線変更でした。
 まあ、相変わらず変わらないEDではありましたがね・・・ってか、昨今のアニメならば、当然変えてくると思われる所を変えてこないとは・・・。
 うーむ、『けいおん!』の様に、ほのぼの路線だったものが、唐突にシリアス気味なことをやられると面食らうけれど、そもそもこの作品は、シリアスなのか、ほのぼのなのか、萌えなの・・・は確かだろうけれど、立ち位置が判然とせず、茫洋としていたので、それ程違和感は感じなかった。
 むしろ、初っ端の『灰羽連盟』の雰囲気になった?
 敵兵からノエルが「見えない死神」云々言われていたのは、気になりますな。
 ポプキンズ大佐の命令で「見えない死神」と呼ばれるモノを作ったのか、むしろノエル自身がなんかの人体兵器で、ローマ兵を虐殺した事で逃げてきた、とか設定なのか? まあ、後者だと来週の解決は容易になってしまうから、前者かな。
 それにしても、来週は一時間スペシャルとかやるのでしょうかねえ。
 どう考えても、尺が足りなくて、終わらなさそうなんですけど・・・残り1話で纏めるのであれば、ですが。