いざ行かん、民のために」(劉備)・・・こんな小さな県の役人なんてやってられるか、と民を見捨てて役職返上したけどね。
 テレビ東京にて日曜朝に放映が開始された『最強武将伝 三国演義』の第1話「桃園の誓い」を視聴する。
 日中協力作品で、中国アニメらしく動きが決め細やかで、非常にぬるぬる動いてました。
 物語は言わずと知れた『三国志演義』準拠・・・一部、オリジナル展開ではありましたがね。

 で、第一話は、桃園の誓いから、黄巾賊討伐完了・・・展開があまりに早過ぎです。
 しかも、張角が倒されて、督郵(つぶやきシロー)の懲罰まで進めるとは・・・早い早い。次回は呂布登場ですよ。
 これは、『三国志演義』が分っていないと(正史は知らんでも良いかもしれない)何やっているのか、分り辛いかもしれませんなあ。別の意味で色々面白いけれど・・・まあ、これだけ、三国志を元にした漫画やゲーム、アニメが跋扈しているのだから、三国志を正史とまでは言わないけれど、演義を読んでない人は早々いないだろうなあ、と。
 ちなみに、声優という声優を使っていない配役も見所、です。
 督郵で、つぶやきシローさんの名前を記しましたが、
 劉備の声を船越栄一郎さんが当てる渋い配役・・・でも、あまりに低い声で、これが劉備(?)と思わざるをえませんでしたがね。
 それと、張飛の声が・・・ちょっと微妙。関羽は・・・なんか影薄かった。
 ナレーションは、鹿賀丈史さん。
 でもって、OPをささきいさおさん、EDをMay’nさんが歌われて、ある意味アニソンの変遷を垣間見る思いでした。