本日発売『断裁分離のクライムエッジ』(緋鍵龍彦)の2巻・・・雑誌掲載時と単行本での違いをば簡単に記す。
 (左が雑誌掲載時、右が単行本収録時)
 前半は、特に”交響歓喜ピアニッシモ”の辺りは、下の言葉の変更ぐらいしかなかった。

 しかし、雑誌掲載時は時間を記していたのに、単行本では記していないというのは、6分46秒の曲に何かあるのか?
 で、オリエンテーリング編も、それ程変更点は無いのですが、祝に振られたと思い込んで閉じこもった切の元に生徒会長が来た際のセリフと絵は、大幅に変更されておりました。



 シリアス風味だった雑誌と違って、多少コミカルな内容へ・・・切の独白が減って、キャラ絵を増やして簡略化されたため、切のネガティブさが、薄れていたのも大きいんでしょうな。
 あと、”髪の女王”に対して”愛玩屠殺のベストウィップ”のセリフが、直接的だったのが、微妙にソフトとなっていた。

 まあ、祝の襲われるシーンは、あまり変わっていませんでしたがね。
 って事で、細かなセリフや、一部の絵に修整が入っていたりはしたものの、やはりそれ程の差異がありませんでした。
 まあ、完成している、と言えるのやもしれませんがね。
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 2009年12月16日:断裁分離のクライムエッジ 1巻単行本と雑誌掲載時比較