千葉テレビにて日曜深夜に放映が開始された『異国迷路のクロワーゼ The Animation』の第01話「入り口」を視聴する。
 原作未読。19世紀のパリが舞台で、人の良さそうな爺さんに買われて(違います)フランスまで連れてこられた日本人少女の物語。
 特に盛り上がる要素もなく、淡々とフランス人青年と日本人少女の交友を描いていくってな流れなのかもしれませんが、日本語とフランス語の言葉の壁がよー分らなくて、意思疎通ができない設定なんだけれど、実際どこまで通じているのかが全く分りづらかった。一応、ネタ晴らしで合点しなくもありませんでしたが。
 風景が美しかったりするので、ボーっと見ている分にも楽しめました。
 ほんわかとした心持で観ていられたのは、フランス人青年のクロードが無骨な様でいて、でも相手の気も使い、自らの間違いは素直に認める好男子であった事も大きいかもしれませんな。ヒロインがやたらと謝る日本人として描かれて日本人的気質に対する反証なのかと思ったりもしましたが。
 それにしても、予告後の提供に出ていたフィギュアが気になります。
 台座からして、ねんぷちっぽくも見えるので、原作か雑誌辺りの付録っぽい気もしますが、アニメ中のキャラデザは正直あまり好みではないのだけれど、これは良い!