『機動戦士ガンダムAGE』の第49話(最終話)「長き旅の終わり」を視聴する。
 イゼルカント生きていたのか・・・まあ、死亡シーンが描かれていなかった様な気もしてましたけど、ゼハートが遺志を引き継いだのかと思ってましたよ。
 と言う事で、ゼハートの死が無駄でしかなかったようなイゼルカントの最後のセリフ。ゼハートも変に惑わされなければ、フラムともども死なずに済んだ、と言うことか・・・。
 物語が破天荒なのは毎度の事ですが、一応の姿は見せていたものの、ここにきてポッと出のキャラがラスボスとして、アスノ家三代に挑んできたり、唐突登場のシドが合体したり、妄想ユリンの説得で簡単に改心するフリットとか、突っ込み所満載でありました。
 しかも、英雄的な発言をして、銅像まで建ててもらうほど評価されてしまったようで、地球人は妖精さんかよ、と。まあ、外から見ているだけでは、優秀な爺さんというイメージなんでしょうかね。
 結局、甘い考えを捨てきれないまま、それがうまくいったとも考えづらいキオに比して、主人公はフリットであったようですな。
 と言う事で、三代100年にわたる物語という事で、期待しなくはなかったのだけれど、一年の苦行であり、面白さ探しのアニメ作品となっておりました。このままでは100年いかないのでは? と思っていたら、最後のナレーションで37年経過して100年になったのには・・・ええっ〜、と。
 艦長とフラムだけが心の支えでした・・・そう鑑みるとフリット、アセム世代は視聴がきつかったんだなあ、と思わなくもありませんな。基本、作品として観る価値がなくなってくるとキャラでも愛でるしか道がなくなりますからねえ。途中で投げなかった分、実はこの作品は面白かったのかもしれません。
 この時間帯の次作は、『マギ』という作品らしい。ハードルが思いっきり下がったので、どんな内容でも楽しめそうな「ヴァラノワール効果」状態かもしれない。