1月9日より公開された『ガラスの花と壊す世界』(サイト)を、新宿バルト9にて鑑賞してまいりました。
 13時10分回でしたので、上述の映画を錦糸町で鑑賞した後は、一旦秋葉原で時間をつぶして、12時ちょい過ぎに新宿着。バルト9は、2014年のアイマス映画で盛り上がったりもしたのですが、舞台挨拶落選などもあって実は初めての映画館となります。
 って事で、迷うかなあ、と思いきや、新宿駅の南口(または東南口)から一本で到着する上に建物自体がデカくて迷う余地すらありませんでした。9階とエレベーターでないと乗降し辛いのは難ですが・・・。

 通常の映画館とは異なり、『ガラス』だけでなく、『傷物語』『ペルソナ』など劇場版アニメに特化しているこが伺える劇場でありました。私的には来週鑑賞予定の『シーズンズ』ブースがあって感動しました。
 で、物販列はそこそこでパンフレットのみ購入しましたが、2000円・・・ちょっと高いなあ、と思いましたが、中を見てこれだけ充実していれば良いかな、と。装丁も綺麗でしたしね。

 更に飲食物は昼食を秋葉原で済ませていたので、コラボ商品である「ガラスの泡と壊すゼリードリンク」を注文して、コースターを頂きました。三種からランダムらしく、ドロシーでした。

 13時頃入場。1週目の入場者特典としてキャラクター原案のカントクさん描き下ろしとなる「リモ Prototype」のミニ色紙を頂きました。裏にカードが入っていましたが開けていないの謎。
 席は満席に近い状態で客層はやはり男性多めでした。
 映画の内容に関しては、記してしまいますけど、惜しい作品でした。
 映像、音楽、声優の演技、設定とどれも素晴らしかったのですが、ストーリーがダメ、と言うよりも明らかに尺が足りていない。1クールじっくりと描いてくれていれば、終盤の感動させるシーンで感情移入できたのだろうけれど、なんでここまで思い入れるとアンチウイルスソフト達に思ってしまう程の急展開っぷりでした。
 そういう意味では、アンチウイルスソフト達に感情は無いと言いながら、初っ端からドロシーは怒りやら感情表現豊か過ぎたのは違和感ありまくりでした。19世紀の描写以降性格が変わる感じでも良かったのに・・・と。
 不満点ばかり記して良かった点は簡単に記してしまったけれど、声優の演技は良かったです。特にラストの号泣シーンは良かった・・・故にこちらは「なんでそこまで?」と空虚に感じてしまったのですが。
 それにしても、映画自体は70分も無い上述と同じなんですが・・・値段が1800円と通常の映画と同じ料金なのは残念。1時間映画はだいたい1500円以下だったりする事が多いのに、通常価格と言うのはさすがに2回、3回と鑑賞するにはキツイ。