『墓場鬼太郎』の第7話「人狼と幽霊列車」を視聴する。
 前半は水神の続き。あっさりとニセ鬼太郎が溶けてしまい、人狼が登場したと思ったら、ネズミ男と共に鬼太郎を殺そうとする話。
 後半は幽霊列車話・・・『ゲゲゲの鬼太郎』でも観たばかり(?)だけど、『墓場』独特の雰囲気も相俟って非常に不気味な内容に仕上がっておりました。
 ってか、鬼太郎の性格が、前半は気弱な印象で、後半はふてぶてしい印象と、短い間でころっと変わりすぎの様な・・・一度死にかけたから?
 水木は、やっぱり死んだのか?

『歴史学の名著30』読了

山内昌之 筑摩書房ちくま新書) 269ページ 780円+税
 著者の選ぶ歴史書として代表的かつ名作30冊・・・イスラム関連が多くなるかと思っていたら、日本の比重は高いものの満遍なく――異論は多々ありそうではあるものの――概ね納得できる内容になっているのではないでしょうか・・・自分はそれ程歴史書を読んでおりませんし、下記に羅列した歴史書の中でそもそも初めて聞いた、なんて書籍もあるのでなんとも。ただ、北米・南米が皆無に近いので、ティトゥ・クシ・ユパンギ辺りがあったら良かったのになあ、と思ってみたりする。
 書籍によって、内容を詳細に記載したり、著者の思い出が語られていたり、その歴史書の著者の人生をクローズアップしたりと、記載内容が異なる為、オススメとは言い難いのがなんとも勿体無い。
 で、目次と取り上げられている歴史書は、
「I 歴史への問いかけ・・・『歴史』(ヘロドトス)、『戦史』(トゥキディデス)、『史記』(司馬遷)、『漢書』(班固)、『日本中世史』(原勝郎))、
「II 叙述の魅力・・・『ローマ帝国衰亡史』(ギボン)、『日本外史』(頼山陽)、『イタリア・ルネサンスの文化』(ブルクハルト)、『中世の秋』(ホイジンガ)、『地中海』(ブローデル)、〈付録〉『知恵の七柱』(ロレンス)」、
「III 歴史を見る眼・・・『愚管抄』(慈円)、『神皇正統記』(北畠親房)、『読史余論』(新井白石)、『大勢三転考』(伊達千広)、『世界史の流れ』(ランケ)、『東洋文化史』(内藤湖南)」、
「IV 歴史家の使命感・・・『春秋左氏伝』(?)、『史通』(劉知幾)、『アルファフリー』(イブン・アッティクタカー)、『歴史序説』(イブン・ハルドゥーン)、『歴史の研究』(トインビー)」、
「V 大変動のなかで・・・『ガリア戦記』(カエサル)、『ヴェトナム亡国史 他』(潘佩珠)、『ロシア革命史』(トロッキー)、『第二次世界大戦』(チャーチル)、〈付録〉『最終戦争論』(石原莞爾)」、
「VI 現代への視座・・・『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(ヴェーバー)、『科挙』(宮崎市定)、『父と子』(バーリン)、『監獄の誕生』(フーコー)、『無縁・公界・楽』(網野善彦)」となっています。
 2007年4月10日第1刷発行 ISBN:9784480063540

 『週刊ファミ通 3/7.14号』・・・何故かこの雑誌は商品が掲載されなくて挿入できないんですよえ・・・買う気は無かったんだけど、表紙がホロ狐耳の美女絵とあっては、買わない訳には・・・本日なら猫かと思ったけどね。

 『まんが4コマKINGSぱれっと』は、とらのあなならメッセージペーパーが付いたのに、寄る時間が無くてゲマズ・・・何も付かず。
 巻頭カラーは、本日1巻刊行の『すもも★あんみつ』(神堂あらし)・・・やはり木蘭は面白いですなあ。
 『ちろちゃん』(結城心一)は、バレンタインなんだけど・・・もちろん虫ネタ。そして、やはりちろちゃんはデレのないツンデレ
 すべて読みきれていないけど、どうせ明日とらでもう一冊買うからその時にでも・・・。
 そう言えば、3月1日刊行の『ぱれっと』の妹4コマ誌『まんが4コマKINGSぱれっと Lite』・・・結城さんの妹・武梨えりさんは「巻末カラー」なんだ。あまり聞かんけど、『コミックガム』とかみたいなのか? 書籍:『すもも★あんみつ(1)』
 店舗ゲーマーズ秋葉原
 特典:メッセージペーパー。絵柄は、天然鬼娘・李と百合娘・木蘭のツーショット。李はバイトスタイル。

 感想:お金持ちの息子でネット依存でチャット狂で無口で陰気な登校拒否・ひきこもりの少年の元へ、鬼族の娘と教育係が押しかける(微妙に違うか)ってな4コマ萌え(?)漫画。対人関係の苦手な少年が、家を追い出されて李達と過ごす事によって、徐々に成長していく・・・のかと思いきや、人嫌いは治るでもなく悪化? そもそも存在価値が希薄に・・・。なんちゅうか、李の天然っぷりを愛でる漫画と化しているんですよねえ。最初の頃はそんなでもなかった気がするんですけど、人間界に来て、徐々におバカになっているのか?
 雑誌掲載時にカラーだったページがカラーで無いのは残念ですが、巻頭に描き下ろしカラー6ページ程を収録しているので満足。