『沖縄生活誌』読了

高良勉 岩波書店岩波新書) 211ページ 700円+税
 沖縄生まれの詩人である著者が沖縄南部を中心に沖縄での一年間の生活を描いた書籍。行事だけに留まらず、沖縄に伝わる伝統や神事、唄まで網羅しております。また、祖国復帰や米軍基地問題など現実的な事柄にも触れられております。上記の『風雨来記2』をプレイしつつだったので地名や民俗文化の予習・復習になっているのが楽しかった。
 沖縄基地は、ある種の人身御供ですからねえ。基地の近くに住んでみないとその苦労は分からないでしょうなあ。自分は、厚木基地の近くに一時期住んでいたのと、基地近くの親戚の家に泊まりに行った程度なので、騒音は凄かった程度の思いしかないんですよねえ。
 2005年8月19日第1刷 ISBN:4004309662