『鑓の才蔵』読了

近衛龍春 双葉社双葉文庫) 334ページ 638円+税
 戦国時代、宝蔵院流鑓術を駆使して手柄を立てた”鑓の才蔵”こと可児才蔵の生涯。戦働き以外に興味を持たず、無私という訳では無いが録さえも求めない才蔵の生き様が生き生きと描かれております。主を替え続け、武将として相通じるものを持つ福島正則との出会いは・・・正則をあまり評価しない自分としては、それなりに新鮮でした。
 2006年7月20日第1刷発行 ISBN:457566247X