『環境問題の杞憂』読了

藤倉良 新潮社(新潮新書) 209ページ 700円+税
 巷を賑わす環境問題に関して、誤解や非常識さを見つめ直す書。マスコミに踊らされて、やれ不健康だ、それ地球温暖化だ、と誤った知識を獲得していく様に警告を発し、正しい理解を冷静に訴える書となっておりました・・・まあ、この書が正しいかどうかも眉唾ですがね。始終、曖昧な言い回しに徹して、実際には断定できる要項なぞ少ないと自ら記してしまっているからでしょうか。
 目次は「日本も捨てたものじゃない」「健康不安に打ち勝つ」「所詮は人が決めたこと」「暮らしやすい地球のために」「環境の「常識」に惑わされない」となっています・・・目次だとどんな内容か分かりづらいですなあ。
 2006年11月20日発行 ISBN:4106101920