『ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性』読了

荻上チキ 筑摩書房ちくま新書) 221ページ 700円+税
 インターネットの問題と対策等、群集心理の至る過程を、分かり易く”ウェブ炎上”で表現した書・・・と思わせて、事例に関して多少抑えている程度で、どちらか言えばネット論となっておりました。何気に題材として取り上げられている内容(存在?)を知っている自分は、やばいのか? と。
 色々と記したい感想もあるものの・・・内容としては、目新しい要素も少なく、驚きも無いけれど、ネットを語る上では読んでおいて損は無いかと思われます。ブロガーの陥りやすい心情とかは興味深いです。
 目次は、「ウェブ炎上とは何か」「サイバーカスケードを分析する」「ウェブ社会の新たな問題」「ウェブ社会はどこへ行く?」となっています。
 2007年10月10日第1刷発行 ISBN:9784480063915