『藤堂高虎』読了

村上元三 学陽書房(人物文庫) 251ページ 760円+税
 戦国武将・藤堂高虎の生涯。家名を残す為、主君を代え続けたが故にあまりよく思われていない節のある武将ではありますが、本書では戦闘に秀でた人情溢れる武将として描かれています。羽柴秀長、その養子である秀保が若くして死ななければ、大名・藤堂家は無かったんだろうなあ、と。ちなみに都合が悪い、訳ではないだろうに、関ヶ原の合戦は結構あっさりと片付いておりました。
 この書籍は1992年10月に徳間文庫で刊行されたものです。
 2008年2月20日初版発行 ISBN:9784313752337