『DARKER THAN BLACK -漆黒の花-』(岩原裕二)の単行本1巻に引き続いて、雑誌掲載時と単行本2巻収録時での修正箇所など比較しようと思ったのですが・・・ほとんど修正が無かった。これはこれで正しい姿ではあるのだけれども、なんか物足りない。
 って事で、セリフは面倒なのでほとんど飛ばしたので気付いたのは数点だけ。一番の違いは扉絵の文章がなくなったことでしょうかね。そのキャラクターを端的にあらわしたりする文章が雑誌には掲載されていたんだけれど、単行本版には無い事に、今更ながら気付きました。

 「悩殺してア(ビ)(イ)ル」が、ないなんて・・・。

 【雑誌】パーセルが黒<ヘイ>に挨拶。
 【単行本】パーセルが自らの名前を伝えるセリフが追加。後程、アビゲイルが来襲した際に黒<ヘイ>が、「パーセル」の名前を呼ぶのだけれど、黒<ヘイ>が名前を知るシーンがなかった為――描かれていない所で教えていた可能性も否定できませんが――不自然さがなくなりました。まあ、あそこまで協力関係になって、名前を教えないってのも無さそうですがね。

 【雑誌】黒い花と言う未咲→【単行本】特に明言しない未咲。
 以上。少なっ!
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 2009年10月24日:単行本と雑誌の第1巻比較