月刊 サンデー GX (ジェネックス) 2011年 03月号 [雑誌]

月刊 サンデー GX (ジェネックス) 2011年 03月号 [雑誌]

 『サンデーGX』は、表紙、巻頭カラーが『神様ドォルズ』、折込ポスターもアニメ版『神様ドォルズ』と、アニメ化へ向けて、臨戦態勢入ってきました。情報自体は既出のものばかりで残念ではありましたがね。

 で、本誌は、
 『神様ドォルズ』(やまむらはじめ)は、扉絵ヒロイン勢揃い。まひる様の笑みからは小物臭しかしないのですが・・・。

 で、爺さんと四つ足への対策の為、多数の村人が登場・・・誰が誰やら状態ではありますが、作品が違ったら悪役となりそうな蒼也、引篭もりニートの隻・暁と個性溢れる人物もちらほら。
 何気、吸収されたと思われた桐生も、まさかの勾司朗も生きていたとは・・・。
 『正義警官モンジュ』(宮下裕樹)は、東京編はまだまだ続く。
 『浜田ブリトニーの漫画でわかる萌えビジネス』(浜田ブリトニー)は、漫画専門学校話・・・結構、ぶっちゃけ過ぎておりました。面白かったけどね。ディオ様が強烈でした・・・やはり、漫画家なんだなあ、と。

 ほんでもってGX新人祭の第二弾として、『サカキさんちのコ猫たち』(作:イダタツヒコ、画:水谷麻志)、『書生葛木信二郎の日常』(倉田三ノ路)、『白い鴉』(松井俊一)の三作品が掲載されておりましたが、今回はなかなか。

 中でも『白い鴉』は、島津軍とか大友の臼杵とか戦国時代を背景とした男女の物語なんですけど、世の無常とまでは言わないものの、淡白さが良かった。最初の2ページは、絵柄からモンジュの宮下さんかと思ってしまいましたがね。
 次号から、『鉄娘な3姉妹』を描かれていた松山せいじさんによる新たな鉄道漫画『ゆりてつ〜私立百合ヶ咲女子高鉄道部〜』が始まるようです。