『ガンパレード・マーチ 2k 北海道独立』(全4巻)読了

榊涼介 メディアワークス電撃ゲーム文庫) 289+289+288+290ページ 各600円+税
 読了したのは、そこそこ前であったりしますが・・・。
 PS用ゲーム『ガンパレード・マーチ』をノベライズ化した作品・・・と言っても、既に別次元へ突っ走り始めて、幻獣との平和を築き上げたと思ったら、東京でクーデター騒ぎが起こったり、幻獣側にも様々な陣営のあることが語られたりしたのが前作までの物語。
 クーデターに失敗した残党は、中国・ロシアの難民を引き受け(押し付けられて)、立地条件の安全性から軍需産業を多く道内に持ち、半独立状態となっていた北海道へと渡って、北海道知事を巻き込んで日本からの独立を図るのでした。
 5121小隊の面々もやっとこ吹っ切れてきたようです。
 しかし、幻獣だけでは話が広がらない、と言うかワンパターンとなってきていたので、敵勢力を人類側へとシフトしてきておりましたが、次巻辺りからは唯一幻獣の攻撃を受けたことの無いアメリカが舞台となるようです。
1:2011年2月10日初版発行 ISBN:9784048703475
2:2011年3月10日初版発行 ISBN:9784048703482
3:2011年5月10日初版発行 ISBN:9784048706315
4:2011年7月10日初版発行 ISBN:9784048707022