「未体験ゾーンの映画たち2017」の1作である『ゾンビ・サファリパーク』をオンライン上映で鑑賞しました。
映画館は東京で1館、時間も夜間のみであったので鑑賞しに行く事が出来なかったが故となります。オンライン上映自体も28日までと2週間だけですからねえ。
って事で、「♪ホントにホントにホントにホントにゾンビ狩り♪」のキャッチコピーが昔の富士サファリパークのCMをパロっている訳ですが、もちろん富士サファリパークで狩りをする事は出来ません。原題は『THE REZORT』であるので担当者の年齢が察せられます。もちろん、このキャッチコピーで興味が沸いてしまった訳なんですけどね。予告などはもうちょっとそれっぽくして欲しかったが、さすがに歌うのは無理でしたね。
ちなみに予告はネタバレしています。昨今(でもないですが)の終盤の見せ場を入れるのは止めてほしいものですが・・・。
先に記してしまうと、ゾンビ映画としては、夜ではなく、基本昼間なので怖さはありませんが、社会情勢やらを絡ませて微妙に社会派ホラーとなっておりました。
【一部ネタバレ】
ゾンビ大戦で人類が勝利した後の世界。生き残ったゾンビは孤島のアミューズメント施設でゾンビ狩りのアトラクション用として隔離されていたが、ウイルスを仕組まれて島中のゾンビが解き放たれてしまうという話。
ある意味、ゾンビ版『ジュラシックパーク』で、施設もそんな感じでした。島自体はそんなに遠くはなくて、アジア辺りの印象ではありましたがね。
ゾンビでもなんでも利権団体は良い事をしていると妄信して、きっかけやら不幸の種を蒔くというのはどこの世界でも一緒なんですな、と。特にゾンビ大戦で20億人も死亡したのに難民がいるのか、と思いましたが、語られないものの先進国以外は国として機能しなくなっているのやもしれませんなあ。
しかし、10年もののゾンビは歩きが遅い設定のはずなのに、新しくスタッフがゾンビ化したとは言え、走るゾンビ多過ぎじゃはありませんか? と。
普通に面白くてコメントに困りましたが、アーチャーが凄腕のスナイパーで、まんまアーチャーと呼ばれているんですけど、海外ではよくあるのか? 日本にいると某作品の影響を過分に受けてしまいますけどね。
日本と言えば、途中で脱落する黒人が日本語で記されたアニメ/漫画風Tシャツを着ているのだけれど、元ネタが分からなかった。お風呂ポスターとか初回限定、魔の文字がヒントになるんでしょうけどね。
一応、切り抜き(ちょいグロ?)
新連載の文字があるので雑誌からの切り抜きみたいなんですけどね。