『蟲』鑑賞

 イメージフォーラム・フェスティバル2018(サイト)にてエクスペリメンタル・パノラマとして、8日と12日の二日間だけ上映された『』を、スパイラルホールにて鑑賞して参りました。スパイラルホールは、表参道駅近くで初めての映画館(本来はホール?)。まあ、数日前に「嘘つき姫と盲目王子」の原画展で行ったばかりなんですけどね(確認の意味もあった)。
 建物自体は渋谷というよりも銀座感・・・やはり渋谷か、な雰囲気で、要するに自分は場違いな感じでありました。まあ、映画を鑑賞する方々は(失礼ながら)自分の様な方も散見されましたけどね。ただ、シュヴァンクマイエル作品は、前回の映画祭もでしたが女性の方が多い印象でありました。満席で立ち見も出る程でしたしね。
 ちなみに本来は8日夜に鑑賞するはずでしたが、台風を鑑みて回避しました。その時は10番台で早く入れる予定でしたが、今回は100番台中盤で結構後でした。
 って事で、映画に関しては・・・虫嫌いは視聴しきれないのではないだろうかと思う程、冒頭から飛ばしておりました。映画自体は劇中劇と唐突にリアルで舞台裏というか、撮影秘話というか、監督たちの話が流れて混乱する構成となっておりました。終わりはいつものシュヴァンクマイエルでしたが、普通に劇中劇だけで観たかった気がします。その後に撮影の裏話が欲しかった。まあ、これで90分弱なので無かったら続かなかったんでしょうなあ。試みは面白かったのですが、やはり消化不良気味でありました。