『神社の系譜 なぜそこにあるのか』読了

宮元健次 光文社(光文社新書) 227ページ 700円+税
 神社の系譜を「自然歴」という観点から考える書。夏至冬至の日の出・日の入等、神社の建立された方位に関してのみ延々と記述する内容になっており、神社がそこにある理由であって意義では無いのが印象的でした。初っ端の怨霊云々辺りは面白いのですが・・・。
 目次は、「怨霊の神々」「王権の神々」「大和朝廷東西線」「氏族の守護神」「人を神として祀った社」となっています。
 2006年4月20日初版1刷発行 ISBN:4334033512