『上杉謙信』読了

志木沢郁 学習研究社(学研M文庫) 393ページ 690円+税
 越後の戦国武将・上杉謙信家督を継いでから死去するまでの生涯。特に穿った描かれた方もされず、至極真っ当な謙信像となっておりました。それと武田家臣に比べて上杉の家臣は謙信自身の個性が強すぎて埋没するのは仕方ないのか・・・一族の者を除くと直江と柿崎程度しか活躍しとりませんでした。まあ、武田二十四将は言えても、上杉二十五将は数人も言えませんからねえ。
 今更ながら上杉謙信単体を主人公とした小説を読むのは2冊目くらいかなあ、と・・・ライバルである武田信玄は何冊か読んでますし、『上杉三郎景虎』(養子のね)『直江兼続』『佐竹義重』ですら読んでましたから・・・まあ、『謙信暗殺』なんてのもあったけど、なんか久々。
 2006年6月27日初版発行 ISBN:4059011851