手が滑ったニャ」(富樫蓮二)
 『花咲くいろは』の第8話「走り出す」を視聴する。
 突然、お客の増えた喜翆荘で、女将さんも倒れてしまって非常事態をなんとかしようという話。
 覆面記者と思われるお客へのサービスを良くしようとするコンサルタントと、反対する緒花・・・コンサルタントが活躍する話でも入れてくれない事には、コンサルタントを妄信する番頭が本当に無能な人間に見えてしまいますなあ。
 まあ、この手の作品では、覆面記者と思われた人は普通の人で、サービスを蔑ろにしていた客が覆面で、主人公のフォローでなんとか無事成功、ってなオチとなるんでしょうけど、さて。
 それにしても、友人の結婚式だと言うのに、呼び出されるとか、忙しいというのは理解できるけれど、ちょっと酷いような・・・つうか、料理に関しては、緒花もそれなりだったはずだから、緒花が作る、ってな流れになるのかと思ったら違いましたね。で、呼び出した菜子に全てを押し付けて、徹を呼びに行くとか、おいおいと真面目に突っ込みを入れたくなりました。物語の展開としては菜子が来る辺りまでは盛り上がって良かったのに、自転車乗り始めた辺りでがっくりきた。
 まあ、今回はシブい親父だと思われた板長が、実はプレッシャーにものすごく弱かった、というのが萌要素。