津本陽 角川書店（角川文庫） 478+414ページ 上：667円+税、下：629円+税
津本陽版「水滸伝」。内容をほとんど変じず、それでいてとても読み易い書。残酷描写も、好漢達の好漢らしからぬ行動もしっかりと描いています・・・まあ、現代の人間から見ると、ですが。入門書に丁度良い作品、になりそうだったのに、惜しむらくは70回、どころか46回途中の楊雄、石秀の場面で終わってしまっているという点。王英の嫁さん世話できてないじゃん！ とか思いつつ・・・非常に中途半端で残念でした。
それでも、久々に『天命の誓い』をプレイしたくなりました・・・もちろん楊志で。
この書籍は2001年12月に潮出版社より刊行されたものの文庫化です。
上：平成17年2月25日初版発行 ISBN:4041713226
下：平成17年2月25日初版発行 ISBN:4041713234
