炎の乙女は街を守る」(和宮梨旺)
 TBSにて火曜深夜に放映が開始された『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』の第1話「響ク音・払暁ノ街」を視聴する・・・視聴しなければ良かった。
 千葉テレでは、来週から『聖痕のクェイサー』と時間が被るから、視聴は難しいので避けようと思っていたのに、今回の出来を観たら、今後も観たくなってしまったではないですか・・・。
 って事で、『けいおん!』のキャラに似ているってな話は聞いてましたが、確かに似ているようで、楽器を使用する所など共通点(?)もありました。
 しかし、架空の地(10円50銭とか流通している貨幣は日本円らしい)を舞台にした何らかの戦後らしく、どちらかと言えば、ジブリ+『灰羽連盟』を想起した。そういや、『ラピュタ』でも起床ラッパ鳴らしてましたなあ。
 ついでに、主人公のセリフが『ARIA』の灯里かよ、と突っ込みいれたくなったり、崖をジャンプするシーンで『ICO』かよと思ったり、ツンデレっぽいクレハの喜多村英梨さんは『ロロナ』のクーデリアかよ、と思ったり、フィリシアは『らき☆すた』のみゆきかよ、と思ったり、色々な記号が満載でした。まあ、この手の雰囲気に味があるアニメ好きな者としては、背景やら、個々の人物造詣、お祭シーンだとか、良かったのでとても満足。
 まあ、祭で語られていた伝説が、今後の物語へ通じるのかと思うと、脚本の方と合わせてもシリアスで残酷な結末も考えられなくもありませんでしたがね。